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小鹿田焼の未来に期待する

小鹿田焼の未来に期待する

2016年1月 坂本光司
製作地:大分県日田市

昨年、鎌倉もやい工藝で行われた「小鹿田焼の会」に、初日の開店時間に行きました。
すぐに選んだものが3点ほどありました。
小壷に茶碗、鉢です。
いきいきとして、美しく見えました。
もやい工藝のスタッフの方に、どなたのものかをたずねると、驚きの答えが。
なんとすべて、坂本浩二さんの長男の拓磨さんのものでした。
まだ若い拓磨さんが、もうこれほどのものをつくるとは、本当に驚きました。
とにかく勢いが凄い。
登り窯の中でも火がもっとも強い一番目の袋(アンコウ窯と呼びます)で焼かれ、還元がかかり、とても焼き上がりの良いものになっています。
若さの勢いと火の力で、小鹿田では凄いものが出来上がります。
もちろん伝統の力があってのことです。

 

まずは、小壷から紹介します。
高さ15cmくらいのものです。
火の勢いを感じる美しいものです。

次に、茶碗です。
打ち刷毛目が、まるで生き物のように躍動感があり、いきいきとしています。

最後に、7寸の鉢です。
還元で焼かれた肌が、とても美しいです。

久野恵一さんは、拓磨さんは自分が指導したいと、おっしゃってました。
叶わなかったのは残念ですが、小鹿田には伝統があります。
これからも凄いものが生まれるに違いない。
小鹿田焼の未来に期待します。