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伊予だより

夏のしまなみ海道へ

2014年8月13日
語り手:門田真記子(手仕事フォーラム会員)

 

愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ、全長約80kmのしまなみ海道。
写真は来島海峡大橋です。
今治からしまなみ海道を車で走り始める時に、まず最初に渡る橋です。

 

来島海峡大橋を渡ったところにある大島には、亀老山展望台があります。

 

360度、瀬戸内の穏やかな海や大小さまざまな島が一望でき、
ここからの眺めは最高です。

 

しまなみ海道は、大きく分けると7つの橋が架かっています。
それぞれ橋のデザインが違うので、それらを見比べるのも楽しいです。
そのなかでも好きなのは、愛媛県の大三島と広島県の生口島を結ぶ多々羅大橋です。

 

全長1,480m 世界最長の3径間連続複合箱桁斜張橋。
と、この石碑の裏に書いてありました。

 

斜張橋(しゃちょうきょう)というのは吊り橋と違い、塔と橋桁をケーブルで直結する橋のことだそうです。
吊り橋は塔と塔の間をまずメインケーブルで結び、そこから橋桁に垂らしたワイヤーで結ぶので、ケーブルが曲線を描いています。
当初は吊り橋の予定だったそうですが、斜張橋の技術の進歩やこの場所の景観を考えて
斜張橋になったのだそうです。吊り橋よりすっきりしていて格好良い気がします。

 

フランスのセーヌ河に架かるノルマンディ橋と姉妹橋になっているとも
書かれてありました。
なんとなく夢も広がります。

 

この他に吊り橋、アーチ型の橋を見ることができます。
晴れた日には橋の白と空の青のコントラストが美しいです。

 

 

多々羅大橋の架かる大三島にある、大山祇神社へ立ち寄りました。
ここに来るのは3回目ですが、いつ来ても気持ちがすっとします。
大山祇神社は楠群に覆われた場所にあり、御神木の大きな楠がとても素晴らしいです。

 

境内の奥にある宝物館には、神社に奉納された美術工芸品が多数展示してあり、
なかでも刀剣・甲冑を主とする武具類の展示は日本一だそうです。
源義経の鎧もあり、甲冑がずらっと立ち並ぶ展示は凄みがあります。

 

ただの交通要所としてだけでなく、景観を楽しんだり寄り道したくなるしまなみ海道。
早朝も夕暮れもその時々で美しい景色を見せてくれます。
目的地へ行き着くまでの経過が楽しみ、というのもいろんなことに通じていると思いました。
来年の3月まで、自転車でしまなみ海道を無料で通れるそうなので、
ぜひトライしてみてください。

 

レトロな雰囲気の残る今治の街を歩くのもなかなか良いです。
美味しいかき氷屋さんもおすすめです。