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岩ガキ(生)、いがいの吸い物、あごの塩焼

岩ガキ(生)、いがいの吸い物、あごの塩焼

2011年6月9日
語り手:阿部一郎(たくみ割烹) / 写真:衣笠告也(願正寺)

鳥取の夏の味覚の代表選手が6月に入りいよいよ堂々の登場です。
岩ガキ、いがい、さざえ、あわび、白いか、あご(飛び魚)といったメンバーですが、今回は岩ガキ(生)、いがいの吸い物、あごの塩焼です。

かきと云えば広島や今回津波で大被害にあった宮城の山田湾のものが有名ですが、これは全て養殖で、どうしても小粒で1年ものですが、鳥取のものは3年以上、しかも天然です。栄養的にも天然岩ガキ5〜6倍あるようで、大きさもずいぶん違います。ただ、乱獲がたたり、最近では漁もすくなくなり希少価値が上がり値段も高くなってきました。それを打開しようと漁期も短く区切り、小さいサイズのものは獲らなくして保護に務めています。

いがいはムール貝の一種で吸い物や酒蒸し、バター焼、小さいものはごはんと炊いていがいめしにしたりします。

飛び魚は鳥取ではあごと呼び、今が一番旬の魚です。九州あたりでも多く獲れますがサイズが大きく大味で山陰沖のものが20cm前後で一番美味しいと云われています。
島根ではあごのやき、鳥取ではあごちくわとしておみやげにもたいへんよろこばれています。6月から8月の初旬まで山陰を代表する海の幸をぜひ御当地で賞味ください。