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松葉ガニ(メス)通称 親がに(鳥取県)又はセコガニ(兵庫県北部)

松葉ガニ(メス)通称 親がに(鳥取県)又はセコガニ(兵庫県北部)

2011年11月18日
語り手:阿部一郎(たくみ割烹) / 写真:衣笠告也(願正寺)

11月7日にいよいよ松葉ガニ(ズワイガニ)が解禁になりました。

漁獲高は昨年より下回りましたが、初値は少し上回ったようです。それにしても最盛期の昭和44年当時の1/10以下で、資源保護の必要性が叫ばれて長いのですが、漁期を決めて増やそうとしても、北朝鮮や韓国船がゴソッと漁ってしまうので良い解決方法は未だ見いだせていない状況です。

松葉ガニの雄は大きくてかにみそもたっぷり有り、それは美味しいものですが何せ値段が張ります。それに対してメスの親ガニは小さいけれども値段的にはリーズナブルです。しかも外子(授精後の卵)と内子(授精前の卵)の両方を味わえてかにみそもしっかり有ります。

一粒で4度美味しい親ガニ、地元では以前から好んで親ガニを茹でたり、味噌汁にしたりして良く食べます。
ただ雄ガニは3月の20日までの漁期なのに対して雌ガニは1月5日までと半分以下です。メスは子孫繁栄のため、人間に限らず大事にされているようです。