手仕事フォーラム〜手仕事の品をとり入れた生活の素晴らしさを

ホーム>連載・手仕事レポート>いただきます>あんこうの煮付

いただきます

あんこうの煮付

あんこうの煮付

2019年1月23日
語り手:阿部一郎(たくみ割烹) / 写真:衣笠告也(願正寺)

この冬も大寒をむかえ、一年の内で一番冷え込む季節がやってまいりました。この時期、最も味が深まってくるのが、あんこうやタラ、クエといった比較的深い海に居すわる魚です。

今回はその「あんこう」を煮付にしました。もちろん熱燗をやりながら肴でも美味いですが、お昼、一品としての煮付も乙なものです。

普段の「かれい」などに比べて、味が入りにくい肉質ので、醤油と生姜もちょっと強目に味付けします。
あんこうの七つ道具といってすてるところが無いのも、この魚の特徴の一つです。

一言:
プリッとした白身、ふっくらしてふくよかな味の肝、コラーゲンたっぷりの皮、煮汁は旨みいっぱいの琥珀色のスープ。「あんこう」を余すところなく味わえる絶品でした。

ご馳走さまでした。
(取材&試食担当 衣笠告也)