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あご(飛び魚)の煮付

あご(飛び魚)の煮付

2020年6月26日
語り手:阿部一郎(たくみ割烹) / 写真:衣笠告也(願正寺)

この6月中旬から7月にかけて一番旬を向かえるのがあごです。この一年を通じてこの時期しか漁れません。

あごは大きく分けると2種類あって、丸あごと角あごと地元では云われています。角あごの方が大きく、刺身、たたき、塩焼、煮付に適し、丸あごはちくわや干して炒りこみたいに出汁を取るのに使います。
日本海沖でよく漁れるので鳥取では「あごちくわ」、島根では「あごのやき」としておみやげや酒のあてとして人気があります。

今回は角あごを煮付にしました。小骨がありますが、身ばなれは良く、美味しいこの時期を代表する料理です。

食後の一言:
初登場、「あごの煮付」です。中皿(中井窯)に乗った写真のような姿はまさに飛び魚でした(通常、羽の部分は調理されます)。味はモチモチ感タップリの身に甘辛の煮汁がよく合い美味しくて大満足しました。

デザートは清涼感ある皿(国造焼)にメロン(倉吉産)で口元サッパリでした。

食後、「たくみ割烹」阿部一郎氏考案の名刺を頂きました。絵は境市の妖怪の仲間で「アマエビ」と呼ばれ疫病を退散させるそうです。下に「あせらず・あきらめず・あらがわず」の文字がありました。コロナ禍の終息を願ってやみません。

ごちそうさまでした。
(取材&試食担当 衣笠告也)