手仕事フォーラム〜手仕事の品をとり入れた生活の素晴らしさを

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浄法寺食籠

浄法寺食籠

2009年12月14日
語り手:横山正夫

 浄法寺の食籠(じきろう)をご紹介します。
 食籠とは、炊いた米等の食物を保存しておく容器です。ワープロで「ジキロウ」と入力しても「食籠」と変換されないところからも、現代では、最早存在価値が無くなったと言うことでしょうか。現在も使われている「お櫃」(おひつ)の一種とも言えます。
この食籠も機能だけで考えれば、筒状の容器に蓋が付いていれば事足ります。しかし、昔の人はここでも遊び心を発揮して、美しい容器を作り上げました。下にご紹介する食籠は、浄法寺で作られた物です。

単純な蓋付きの桶で済むところを、遊び心いっぱいに形を考え、塗りを考えています。
この様な美しい容器を食卓の近くに置いて食事をとれたら、どんなに楽しいでしょうか。
現代生活の中にも、潤いのある品々を身近に置いて生活したいものです。