手仕事フォーラム〜手仕事の品をとり入れた生活の素晴らしさを

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抹茶茶碗

抹茶茶碗

2010年1月12日
語り手:横山正夫

 私には茶道の心得は全くありません、しかし、抹茶を喫することは大好きです。形式にとらわれずに美味しい茶碗で抹茶を味わいたいものです。茶道の源流が朝鮮の雑器を取りあげたことに習い、現代の器を茶器に見立て、ご紹介します。

 まずは、小鹿田の名工坂本茂木さんの作品四点をご紹介します。轆轤の冴え、縁のキリリと締まった姿はなんとも言えません。この様な茶碗の作り手としても、茂木さんは名工中の名工と言っても過言ではありません。
なお、この中の三彩流しの茶碗は茂木さんが龍門司で作った作品です。

次に沖縄の金城次郎さんの作品二点をご紹介します。一点目は沖縄のマカイですが、壺屋時代に制作された作品で、十分に抹茶碗として使えます。そして、二点目は読谷村に移ってからの作品です。

最後に、瀬戸の水野半次郎さんの作品、山陰布志名窯のぼてぼて茶碗、昭和四年に作風を大転換し、民芸へと舵を切った河井寛次郎の昭和四年制作の茶碗(湯町の土を使っています。写真二枚)をご紹介して、この項を終わります。