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河井寛次郎(2)

河井寛次郎(2)

2012年3月27日
語り手:横山正夫

 前回に引き続き、河井寛次郎の作品をご紹介します。
まずは、角皿です。

 青磁いっちん角皿とでも称するのでしょうか。縦横各31センチ位、高さ7センチ位あります。非常に重くどっしりとした作りです。以下に斜め、そして裏を見て頂きます。

 次は陶硯です。

 呉州の陶硯ですが、これもどっしりと厚手で重量があります。硯の用途からして、この位の重量がある方が安定するのでしょう。使い勝手が良いのかは分かりませんが、文房具は遊びの要素も有り、座右に置いて楽しめる作品です。以下に横、裏を見て頂きます。

 次は陶硯です。

 飴釉薬いっちん湯飲でしょうか。素朴で暖かみがあります。今では河井寛次郎の湯飲を普段使いに使用する方も希でしょうが、普段使いとしては使いやすそうな湯飲です。
以下に裏、上そして底を見て頂きます。

 以上、河井寛次郎の作品三点を見て頂きましたが、皆さんは河井寛次郎の作品をどのように評価するのでしょうか。その道の専門家が幾多の評価をしています。しかし、物の感じ方は人それぞれに異なります。専門家の評価を鵜呑みにせず。自分の目で物を評価すれば良いと思います。ちなみに筆者の河井寛次郎に対する思いは、陶磁を素材にした造形と意匠の芸術家だと思っています。