手仕事フォーラム〜手仕事の品をとり入れた生活の素晴らしさを

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昔の物 今の物

華やかに

華やかに

2013年1月7日
語り手:横山正夫

 平成25年初めの「昔の物 今の物」です。年の初め華やかに伊万里の赤絵で今年のスタートを切りたいと思います。
 まずは古九谷の蓋付き茶壺です。
生掛け生地の上に、古九谷五彩で装います。ねっとりとした生地、落ち着いた彩色が魅力です。

 次ぎに、古九谷の後の時代に出現した初期赤絵の壺をご紹介します。この時代も生掛け生地の上に赤絵で装いますが、古九谷と異なり、上絵の色合いが華やかになっています。生地の暖かさ、可憐で華やかな色彩等、愛してやまない美しさがあります。

 同じく、初期赤絵の皿をご紹介します。所謂芙蓉手の皿です。中国から入ってきた様式ですが、見事に日本の物としています。

 最後に元禄古伊万里の人形をご紹介します。この人形は、元禄期にオランダ船により、ヨーロッパに大量に輸出された物です。高さが30センチもある大型の人形です。民藝とは多少かけ離れた品物ですが、その作りや赤絵の素晴らしさはジャンルを超えて、目を見張るものがあります。

 以上、今回は民藝、手仕事とは趣を異にする部分もありますが、新年にあたり、華やかな伊万里赤絵の世界をご紹介させて頂きました。