北陸・甲信越地方

2014年2月26日
先日、読谷山焼北窯を訪れた際に、ちょうどアーチ状の屋根部分の張り替えを終えたばかりの共同窯を見学させていただきました。張り替えとはいうものの、屋根は陶器と同じ赤土でできています。作り方は、まず型枠を作り...

2013年12月4日
日光下駄とは言うものの、下駄ではなく「草履」。でも、見た目は「下駄」。そんな少々ややこしい草履についてお話くださったのは、栃木県伝統工芸師の山本政史さん。日光木彫りの里工芸センターで日光下駄を製作実演されている...

2013年3月31日
青森県岩木山麓 ここでも80歳になる老婆の手による優れたあけび蔓細工 (青森県岩木山麓)
3月31日、「民藝の教科書C かごとざる」一昨日山形県鶴岡市の本間和子さんのあけび蔓細工を取材した後、翌日は東蒲原郡上川町のかの有名な江川宗夫さんの樹皮細工の取材し、さらに会津三島町...

2012年3月19日
かつて檜枝岐地方では、半蔵づくりのみならず様々な手仕事がさかんでした。その仕事場は自宅住まいでなく、遠くはなれた山奥、森林の中にひっそりと小屋を建て、寝泊まりしながらものづくりをしていた歴史があったのです。今もその形態がつづいていて...

2013年12月4日
日光下駄とは言うものの、下駄ではなく「草履」。でも、見た目は「下駄」。そんな少々ややこしい草履についてお話くださったのは、栃木県伝統工芸師の山本政史さん。日光木彫りの里工芸センターで日光下駄を製作実演されている...

2013年10月23日
小田原市の国道1号線沿いに老舗桶屋の桶辰(おけたつ)はある。同じ小田原で桶屋をしていた本家から分家したのが明治の頃で、今でも三代目の杉山孟(はじめ)さんが仕事を続けている。孟さんは昭和9年の生まれ。小さい頃は桶づくりが盛んで、家では...

2009年12月7日
5年前に世界遺産になった熊野古道は、紀伊山地の霊場――高野山、熊野三山、伊勢神宮を結ぶ修験道の総称である。このうち、メインルートともいえるのが、和歌山県南部の田辺市から...

2009年7月7日
なかなか調査の機会がなかった、信楽焼。現状を少しでも探ってみようと、いくつかの窯元・製陶所と、昔ながらの窯場の風情を残す長野地区・窯元散策路を訪ねました。

2013年1月21日
まだ制作者名の公表は出来ませんが、去る1月13日、高知から松山へ行く途中、土佐市に立ち寄りました。以前レポートしましたが、いかにも南国の手仕事らしい箕をとある荒物店で発見し、店主につくり手を教えていただきたくお願いしたのですが...

2012年4月23日
4月23日、私達は宮島における杓子作りの現状を知るため、宮島内のとある木工の製作所を訪れました。平清盛が現在の形を作ったことで知られる厳島神社。江戸時代には庶民も参拝のために宮島を訪れるようになり、その旅人のためのお土産である宮島名物が...

2013年4月8日
宮崎市郊外の生目地区では、かつて杞柳細工が盛んでした。杞柳細工を盛んにしたのは何とこの私、約20年に渡って宮崎市を代表する民藝品として有名にはなりましたが、婦人会の一環として始まったこともあって...

2013年3月11日
去る1月23日、グラフィック社「民藝の教科書C カゴとザル(仮称)」の取材で長崎佐賀両県の竹細工を訪ねました。佐世保・野田利治さんの次に訪れたのが、武雄市多々良で竹細工を専業とする池田孝雄さん78歳...

2014年2月26日
先日、読谷山焼北窯を訪れた際に、ちょうどアーチ状の屋根部分の張り替えを終えたばかりの共同窯を見学させていただきました。張り替えとはいうものの、屋根は陶器と同じ赤土でできています。作り方は、まず型枠を作り...

2012年4月11日
北窯松田共司のマカイの原形 涌田マカイ作り (沖縄県読谷村)
発刊したばかりの「民藝の教科書1 うつわ編」の取材で去る1月27日、北窯を訪れ松田共司君、宮城正享君両名に沖縄のヤチムンらしいうつわをそれぞれつくっていただきました。特に共司君には沖縄マカイの原形、涌田マカイづくりをお願いしました。マカイとは...